サブシステム毎にウィンドウが開くのがイヤ

Simulinkの設定についてちょっとした発見をしました。モデルの設定じゃなく、Simulinkというツールそのものの設定です。「実は、知らなかったのは私だけ?」とも思いますが、気にしない!

さて、それなりの規模のSimulinkモデルは、サブシステムを使って階層化するのが一般的です。

Simulinkモデルを開き、「さぁサブシステムの中身を見るぞ!」と思ったとき、それをダブルクリックしますよね。

すると、もう1つ別のウィンドウが開き、そこにサブシステムの中身が表示されます。たとえばサブシステムが10個あり、それらの中身を見ていくとなると、ウィンドウが10個開いてしまったりするわけです。これがウザい。

これまでやってた対処

「モデルブラウザの切り替え」ボタンをクリックして、左側にモデルの階層構造を表示させていました。

この階層構造ツリー上で見たいサブシステムをクリックすると、「新たにウィンドウを開くことなく」そのサブシステムを表示してくれます。

今回、見付けた対処方法

上記の対処に加え、さらに快適にする方法を見つけました。

まず、Simulinkのメニュー「ファイル」>「設定」をクリックします。そして、「Simulink設定」をクリックし、「ウィンドウの再利用」を「reuse」にします。

この状態でサブシステムをダブルクリックすると。。。「新たにウィンドウを開くことなく」中身を表示してくれます。これはイイ!

そのサブシステムを抜け出て、1つ上の階層に行きたければ、「親システムに移動」ボタンをクリックします。もちろん、階層構造ツリーから直接移動してもOK!

ただし、こうしてしまうと「複数のサブシステムの中身を並べて表示する」事ができなくなりそうです。

でもご心配なく。サブシステムを右クリックし、「新規ウィンドウにブロックを開く」をクリックすれば、その時だけは新たにウィンドウが開き、そこにサブシステムの中身が表示されます。

私はマルチディスプレイを使っていますので、表示スペースには比較的余裕があります。それでも、同時に開いておくサブシステムは、せいぜい2つか3つです。(それ以上開いておかないといけないようだと・・・モデルの設計が悪い可能性アリ!)