近況など
最近のモデルベース関連業者さんのウワサを聞くと、じつは最近低調だとか、いやいや引き合いがいっぱいあるとか、まちまちのようです。スムーズワークスは、たまたま長期契約をいただいているため、山も谷も無く、ずうっと忙しい状況です。
今期で仕事にひと段落つきそうなので、来年は契約がなさそうなヨカン。だったら、半年くらい仕事を休んで遊ぼう・・・と思っていたところ、来年フル拘束の契約のお話をいただきました。ありがたい事ではありますが、ダラダラ生活はお預けです。
さて、最近ちょっと迷いがありまして、モデルベース開発ってどこまで有効なのかな・・・?と考え込んでいます。モデルは、ざっくりプロトタイプを作るには便利なのですが、市場に出す製品をつくるにあたり、紙の仕様書&ハンドのCコード という体制も捨てたものじゃないというのが最近の感想です。特に、紙の仕様書は、あいまいでいいかげんな部分があるため、仕様書を出す側も、受け取る側も、必死でチェックします。無駄な工数にみえて、実はそういうのが品質向上に寄与しているんじゃないかという気がします。
なにより、完璧なSimulink仕様書を書こうとすると、制御設計エンジニアの工数がかなり増大する傾向にあります。一部のエンジニアに負荷が集中すると、残業規制のカベに阻まれて現場の仕事が回らなくなってしまいます。
考えてみれば当たり前の話ですが、モデルベース開発を取り入れたから全てハッピー、なんて事にはなりませんね。モデルベース開発、今後どんな方向に行くのかなぁ・・・