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自動車業界では、MATLAB/Simulinkをベースとしたモデルベース開発が有望視されています。
なぜかと言うと、適用方法によってはそれなりに工数削減や品質向上が出来ると言う事が実証されてきたからです。
一方ではモデルベース開発によって逆に工数が増加してしまうケースもあり、まだまだ課題が山積みです。
これは、ユーザー様にとっては課題が山積みと言えますが、私にとっては仕事のネタが山積みとも言えます。
このブログでは、そういったモデルベース開発に関わっていく中で思った事について書いていきます。
更新日は月曜日+気が向いた日です。連絡先: yositake@smooth-works.net

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    10月
    25

    自動コード生成ツールについて、ちょっと小ネタを。

    ISO26262では、開発ツールについても認定が必要な場合があります。しょうもないツールを使ってたら、安全が確保できなくなりますよ!という話です。

    ISO/DIS26262とツール認定で書いた通り、ツール認定にはいくつかの方法があります。ツール認定というのは、「ツールが誤動作したら、どうすんのさ!」という疑問にこたえるためのものです。

    ツールを認定するには、大雑把に3つのパスがあります。

    1.ツールが誤動作しても、安全性要求には違反しない
    2. ツールが誤動作しても、他のツールやプロセスでカバーできる
    3. ツール自体がものすごく信頼性がある(ツール自体が、ISO26262準拠で作られている、など)

    誤動作したら、ものすごくヤバいものの代表格がコンパイラですが、それに次いでヤバイのがモデルの自動コード生成ツールです。

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    10月
    18

    消えない案件

    Posted In: その他 by yositake

    ものすごい円高です。日本は経常黒字国なので文句はいえませんが、あまりにも急激すぎです。

    従来であれば、これだけ円高が進行すれば、開発案件はどんどんストップしていきます。しかし・・・どうも今年は様子が違います。腹をくくったのか何なのか、案件が消える気配がありません。

    (某巨大自動車メーカーに勤務している友人に、「どうせ為替予約してるから、そんなに痛くないんでしょう?」と聞くと、「イヤイヤとんでもない。そんなに長期の予約をするわけじゃないからさ、最近のレートはマジ痛い」とのお答え。そりゃそうか。)

    まぁ、為替の話は置いておきましょう。

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    10月
    12

    英語学習のヒントを貰う

    Posted In: その他 by yositake

    英語の読み書きはできる。でも、しゃべれない。困ったものです。

    たまたま、大学時代の友人と飲む機会があったので、相談してみました。(彼女は、10年近く英語で食べてるヒトです。ちょっと尊敬してます。)

    彼女が言うには、「どれだけの量、しゃべったかが重要」だそうな。なるほど、道理で本を読んでもCDを聞いても上達しないわけです。

    あとは、「まずは日常会話。ビジネス会話は、日常会話ができるようになってから。」ともアドバイスされました。なるほど。

    さて、どうやってしゃべる機会を増やそうかなぁ。。。

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    10月
    4

    AUTOSARと適用領域

    Posted In: ソフトウェア開発 by yositake

    相変わらず忙しすぎるので、妄想を書いてみます。

    ここ数年、AUTOSARなり、その他のプラットフォームなりの話をよく聞きます。プラットフォームの方はかなり浸透しているように思うのですが、AUTOSARはまだまだのように思います。

    欧州の部品メーカー主導なのがアレだなぁ。。。という主導権争い的な話は置いておくとして、もっと別の側面について考察してみます。

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