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自動車業界では、MATLAB/Simulinkをベースとしたモデルベース開発が有望視されています。
なぜかと言うと、適用方法によってはそれなりに工数削減や品質向上が出来ると言う事が実証されてきたからです。
一方ではモデルベース開発によって逆に工数が増加してしまうケースもあり、まだまだ課題が山積みです。
これは、ユーザー様にとっては課題が山積みと言えますが、私にとっては仕事のネタが山積みとも言えます。
このブログでは、そういったモデルベース開発に関わっていく中で思った事について書いていきます。
更新日は月曜日+気が向いた日です。連絡先: yositake@smooth-works.net

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    3月
    21

    社命です。今日からCANを使った開発をしなさい。

    などと言われる事もあるでしょう。サラリーマン的な選択肢は、ハイかYesしか無いわけで、どうにかしないといけません。

    私なら、まずは次の事を調べます。

    ・CANとは、そもそも何なのか?
    ・CAN開発のための環境をどう揃えたらいいのか?

    そこで、今回からのシリーズでは、これらの疑問にザックリと答えてみます。(ザックリすぎると思うので、あとからちゃんとした資料にあたってください。)

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    3月
    7

    外注と仕様書

    Posted In: ソフトウェア開発 by yositake

    私は、外注という立場で働いています。そして、工数がオーバーフローしそうになると、お客様の諒解を得た上で、さらに外注さんに協力を依頼します。最近は、この金額がものすごく膨らんできています。

    この「さらに外注さんに協力を依頼」するとき、いくつかの課題が存在するように思います。

    ・完璧な仕様書のジレンマ
    完璧な仕様書を書く → 発注するには良いのだが、過大な工数がかかる
    ラフな仕様書を書く → 成果物にあいまい性が出るが、工数はそこそこ

    ・技術空洞化のジレンマ
    全て丸投げする → 効率は最高だが、自社に技術が残らない
    全て内製する  →  技術力はつくが、資金効率が悪い

    どう対応するのがベストか分かりませんが、とにかく第一歩を踏み出さなくてはいけません。そこで、次のような仮説を立てました。

    「良い設計品質を保てば、たいがいの事はどうにかなる」

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