MATLABプログラミング Simulink基礎編シリーズです。
今回は、信号線の追加と削除です。
自動車業界では、MATLAB/Simulinkをベースとしたモデルベース開発が有望視されています。
なぜかと言うと、適用方法によってはそれなりに工数削減や品質向上が出来ると言う事が実証されてきたからです。
一方ではモデルベース開発によって逆に工数が増加してしまうケースもあり、まだまだ課題が山積みです。
これは、ユーザー様にとっては課題が山積みと言えますが、私にとっては仕事のネタが山積みとも言えます。
このブログでは、そういったモデルベース開発に関わっていく中で思った事について書いていきます。
更新日は月曜日+気が向いた日です。連絡先: yositake@smooth-works.net
MATLABプログラミング Simulink基礎編シリーズです。今回は番外編です。
つい先日、R2012bがリリースされましたが、そこで「Simulinkブロックのコメントアウト」なる機能が追加されました。
そこで今回は、簡単にコメントアウト機能を眺めてから、MATLABプログラミングとコメントアウト機能との関係をご説明します。
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MATLABプログラミング Simulink基礎編6回目です。(忙しい忙しいって言ってたら、前回の基礎編5から、もう3か月も経ってるんですねぇ。お盆休み中も、結局ずっと仕事してました。ハッハッハ。ともあれ、この企画、もうちょっと続ける予定です。)
これまでは、対象となるモデルやブロックの名前が存在している状態で、それらのパラメータを読み書きしていました。
しかしたとえば、「そもそもブロックが無いから、追加したいんだけど・・・」という場合、パラメータの読み書きではどうにもなりません。
そこで、今回からはブロックなどを追加したり削除したりしてみましょう。
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MATLABプログラミング Simulink基礎編4回目です。
これまでは、対象となるモデルやブロックの名前が分かっている状態で、それらのパラメータを読み書きしていました。
しかしたとえば、「モデルの中にあるConstantブロックの値をすべて列挙したい」というような場合はどうでしょう。そもそもモデル中のどこにConstantブロックがあるのか?すらわかっていない状況では、パラメータを読み込むどころではありません。そう、まずはConstantブロックがどこにあるのかを探さないといけません。
このように、「モデル中にある○○ブロックをすべて列挙したい」というのが今回のテーマです。
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前回に引き続き、「パラメータを読み書きする」についてご説明します。
モデルやブロックのパラメータ読み書きは、get_param, set_paramコマンドを使用するのですが、その際に次の2種類の情報が必要です。
前回は「どのブロック(モデル)に対して?」について確認しましたので、今回は「どのパラメータを?」について見ていく事にします。
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前回にひきつづき、「パラメータを読み書きする」についてご説明します。
前回は、モデルやブロックのパラメータを読み書きする事が、Simulink向けMATLABプログラミングの基本ですよ、という事を確認しました。
その時に使うAPIとして、get_param, set_param をご紹介しましたが、そもそもパラメータ読み書きを行うにあたっては、大別して2種類の情報が必要です。
そこで今回は、これらをどのように指定するのかについて見ていく事にします。
MATLABのプログラミング機能を使用すると、Simulinkモデルの調査(モデル中に、Switchブロックはいくつある?)・加工(モデル中のConstantブロックをぜんぶ赤色にしちゃえ!)などを全自動で出来るようになります。これから数回に分けて、そのための方法をご紹介します。
今回ご紹介するのは、
「パラメータを読み書きする」
です。
これがSimulink向けプログラミング基礎中の基礎、正直これさえ知っておけばなんとかなります。