2011年、勉強になった事
2011年、世間ではとんでもない出来事が沢山おきて、経済状況もかなり厳しい状況になってしまいました。ただし個人的には、(非常にありがたいことに)お仕事を継続的にいただく事ができ、なんとか人並みの正月を迎えることができそうです。
さて、その継続プロジェクトでは、お仕事をさせていただきつつも常に勉強をさせていただいています。といいますのも、時折プロジェクトのボス(とってもエライ人)にプロジェクトの状況報告をしないといけません。
これまでお付き合いいただいていたお客様は、私のつたない説明も我慢して聞いてくださったのですが、どうも今回はそうはいきません。どんなに技術的に正しいことを言っていたとしても、「まずそもそも、何が言いたいの?」という所を最初にズバリお伝えしない限り、「ん?何が言いたいのか理解できない」と却下されてしまいます。
これが個人的には面白くって、「練りに練った報告をしてみる」→「すんなりと聞いていただけた」場合にはヨシヨシと思います。
逆に、「ん?」という反応をされた際には、「もしも報告をやり直せるとしたら、どういう伝え方をするだろう?」と、あとで一人反省会をします。つい先週も小さい失敗をしたばかりなのですが、なかなかスグには上達できませんね。
ちなみにポイントは、「導入」部分にあるように思います。報告にあたり、「そもそも、何の話なんだっけ?」「それで、これから何が始まるんだろう?」という所を押さえ、スムーズに導入ができれば、そこから先は(技術的にしっかりしてさえいれば)何とでもなる感じがします。
×悪い例:「○○という事をしました」(心の声:だから良い結果が得られますよね。言わなくても分かりますよね?ね?)
○良い例:「○○という問題に対して、○○という結果になるように対処しました。具体的に何をしたかと言うと・・・」
うまいこと良い例のように出来ると、「そうか。で、あれはどうなってる?これはどうなってる?」とビシビシつっこみが入ります。そうなれば大成功で、あとは疑問に1つ1つ的確にお答えしていけば完了です。
と、ここまで書いてきて思ったのですが、こういう事を基礎からみっちり教えてくれるセミナーとかありそうですよね。あまりお客様に甘え続けるのも良くないですし、2012年はもう少し本腰を入れて勉強をしようかと思います。