もどかしいMBD請負業
最近、モデルベース開発の波がきているらしく、ちょくちょくお問い合わせをいただいたりします。
どうしてウチに?と聞いてみると、「Webで検索したら、もともと数社しかなくって・・・しかも問い合わせメールに返事すら返さない所もあって・・・」などというお答えをいただく事が多いように思います。ザ・消去法!ってやつですね。
とあるお客様とお話していたときの事。
お客様「スムーズワークスさん、もっと人を増やしていこうというような計画は無いのですか?」
私「うーん、ムリですね。仕事があるときにはある!無いときはない!という悲しい業界なんです。最低限の人員だけ確保し、仕事があふれたら外注に出すようにしています」
いちばんのネックは、機密が多い業界であるという事。お客様としては、仕事はなるべく外に出さないで、自社内で完結したいという思いが強い傾向にあります。
そのため、「人材派遣業」としてのモデルベースであれば意外と盛況のようですが、「請負サービス業」としては仕事のボリュームがサッパリ安定せず、結果として会社の規模を大きくするのが難しかったりします。そのせいで、上述のようなザ・消去法!っていう現象が起きたりもします。
仕事がもっと安定して確保できれば、人を雇ってトレーニングを施しサービスレベルを上げていけるのに!なんて妄想もしますが、そうなると新規参入がボコボコ出てきて、ウチなんか蹴散らされちゃうんでしょうねぇ。なんともはや、もどかしい思いでいっぱいです。