先週、ESECに行ってきました。

ちょっと形式手法について気になっていたので、専門(=有料)セミナーを受講したのですが、ちょっと面白い話を聞けました。

というのも、個人的に形式手法なんて実用化はまだまだ先だと思っていたのですが、講師の先生いわく「適用方法がまずいからそうなる。こういう風にやれば、もっと問題をシンプルに出来る」との事。

ものすごくはしょっていうと「外から内へ」。すなわち、システム内部で持ってるプロパティ(=性質)なんかは後回し。とにかく外から見えるプロパティだけさっさと定義しちゃえばいい。そうするとプロパティ検証もぐっと楽になる、と。

話だけ聞いているともっともらしいのですが、きっとそれは抽象化のワナ。個人的にグッとくる話ではありますが、実業務に落とし込もうとすると何が起きるか分かりません。たまたま運よく、検証手法開発のプロジェクトに関わらせて頂いているため、上記のコンセプトがホントに使えるのかどうか、試してみるつもりです。