RTAI-Labみたいな、フリーなHILSを組みたいと思ってらっしゃる方は、RTAI-XMLも良いオプションかも分かりません。
このプロジェクトはつい先日公開されたばかりで、必要な各種コンポーネントをパッケージングして、realtime-suiteという名前で公開しています。
さらに、UbuntuにインストールしたVirtualBoxイメージも公開されています。運用前にざっくり試すにはよさそうです。
ちょっと変わっているのは、ホストとターゲット間の通信をXML-RPCを使って実現しようとしている所です。最初に見たときはオイオイ、パフォーマンス的にどうなんだ・・・と思ったのですが、どうせハイパフォーマンスなHILSが必要なら、数百万~数千万のシステムを使うでしょう。そう考えると、メンテが楽そうな分、XML-RPCの採用はいい方法かも分かりません。
忙しさクライマックスなので、でたわごとを。
ここのところのエコブームをうけて、あちこちでCANを使い始めたという話を耳にします。(私のまわりだけ?)
内容は書けませんが、VehicleSpyを開発しているICSさんも、それにあわせた市場を狙っている模様です。
さておき、CANの裾野がひろがるのであれば、それにあわせた入門記事の需要なんかもありそうな気がします。
すでにネットでCAN入門書とか、車載ネットワーク入門とか、立派な記事はいくつも見つけられますし、良い書籍も存在していますので、もそっと違った切り口がよさそうです。
やるとしたら「今日から、君の仕事はCAN通信するマイコン制御だ。実装からデバッグまで頑張ってくれたまえ!」と言われたソフト屋さん向けに、
- 超ザックリとCANの仕様を説明
- どんなツールでどうデバッグしていくか?
などをご説明するのが、面白そうな気がします。
ちょいとネタ集めをしたいのと、とにかく忙しすぎるので、来週、再来週あたりはお休みするかも分かりません。
テスト管理システム TestRail を使い始めました。
ウチは、
- テスト専用チームなんて持てない
- テスト管理に関する、成熟した文化を持っていない
という極小組織です。ですから、基本的にはズボラをしつつ、多少はテスト管理をしてみようかな、という感じで始めて見ました。
ちなみに、単体テストは対象外です。(C++testを使って自動化しており、これで困っていません。)
続きを読む