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自動車業界では、MATLAB/Simulinkをベースとしたモデルベース開発が有望視されています。
なぜかと言うと、適用方法によってはそれなりに工数削減や品質向上が出来ると言う事が実証されてきたからです。
一方ではモデルベース開発によって逆に工数が増加してしまうケースもあり、まだまだ課題が山積みです。
これは、ユーザー様にとっては課題が山積みと言えますが、私にとっては仕事のネタが山積みとも言えます。
このブログでは、そういったモデルベース開発に関わっていく中で思った事について書いていきます。
更新日は月曜日+気が向いた日です。連絡先: yositake@smooth-works.net

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    2月
    22

    去年の年末に、NEATさんの忘年会でYさんと雑談していました。どうもSimulinkモデルの場合、バージョン管理システムが使われていないところが多い、との事。うむうむ、いい話を聞きました。

    一般的なソフトウェア業界では当然のようにやっている

    モデルベース業界では行われていない

    ビジネスチャンス到来!?

    ちょうどそんな折、コードファインのMさんから「Simulinkのバージョン管理ツール、取り扱い始めます」とのアナウンスがありました。見てみると、なかなか悪くなさそう。基本が押さえられている上に、価格的にも悪くない。ただしトータルシステムではないので、これ買ってもそのままじゃダメです。ある程度システムアップしないと。商売にするとしたら、そこでしょうね。

    ブログの企画としてシステムアップしてみる

    商売になりそうか考える

    儲かりそうなら、本格的に工数を突っ込んで、完成度を上げてみる

    こんな感じでいってみます。

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    2月
    17

    RTAI 3.8リリース

    Posted In: その他 by yositake

    RTAIの最新版である3.8がリリースされました。

    最新版のLinuxカーネルに対応したほか、RTAI-Labに大きく手が入れられている模様です。

    注意点としては、RTAI-Labのホストとターゲット間の通信プロトコルが変更された点です。そのため、旧来のRTAI-Lab, QRtailab, そして私の書いた QRtailab for Windowsは動かなくなります。

    時間を見つけて、インストール方法についてまとめ直したり、QRtailab for Windowsの改修をしたりする予定です。

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    2月
    15

    コードファインのTさんと雑談していて、ふと実行可能な仕様書についての話になりました。ひとくちに実行可能な仕様書といっても、各社バラバラのアプローチをしているねぇ・・・と。

    なんだか頭が混乱してきた事もあり、私なりにまとめてみる事にします。

    ちなみに実行可能な仕様書とは、「日本語の仕様書は曖昧だからダメだ。でも、Simulinkモデルで仕様書を書けば、曖昧な点がなくなるじゃないか!」というアイデアです。

    まず、「誰が、実行可能な仕様書を書くのか?」という観点で分類すると2種類のアプローチが得られます。

    • 発注者(OEM)が書く
    • 受注者(サプライヤ)が書く

    まずこれらについてご説明します。次に、これらのアプローチをいくつかの切り口で分析してみます。

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    2月
    8

    動画マニュアルを作ろう

    Posted In: その他 by yositake

    今回は、プロジェクト ビタイチです。フリーソフトだけを組み合わせてソフトウェアの動画マニュアルを作製します。というか、作成するための手法を調べます。

    マニュアルを作るにあたって目標としているものがあります。1つはニコニコ動画にあげられているblenderチュートリアルシリーズ。「 blender  チュートリアル 」とでも検索すると、いっぱい出てきます。これはほんと良くできてます。blenderというのはフリーの3次元CADなんですが、操作方法がちょっとムズいんです。でも、この動画チュートリアルをぼーっと見てるだけで、ほーそうやってやればいいのかー、と直感的に分かるようになっています。

    blenderチュートリアルの1場面

    もう1つは、テレビのニュース番組で出てくる、交通事故の様子をCGで表したやつ。トラックがギギギっと回って、軽自動車とドーンとぶつかる、というあれです。ほんと分かりやすい。

    これらの目標のエッセンスを私なりにまとめると・・・

    • 視聴者に最小限の負荷で、概要をつかんでいただく。そのために・・・
      • ぼーっと流して見るだけでも、それなりに分かるようにする
      • 動きで分かって頂くのをメインとし、言葉や文字による説明は補助とする

    こんな感じにすると、いいんじゃないかと仮説を立ててみました。(ある程度やってみたら、また考え直します。)

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    2月
    1

    動画マニュアルを作りたい

    Posted In: その他 by yositake

    「ソフトを売りたいならですね、解説本を出すんです。本が出てるとですね、ソフトが売れるんですよ」

    むかし、とある会社の方からこんな話を聞いたことがあります。MATLAB入門みたいな本がゴロゴロしているからこそ、MATLABが売れる、と。

    使い方のよく分からないソフトを使えといわれても、海図のない海にボートで漕ぎ出して、さぁ漕げさぁ進め!と言われるようなもの。心細くて仕方ないわけです。そんな時、こっちに進むといいよー、と教えてくれる地図があれば、安心です!そうかこの通りに行けば大丈夫なんだーと思えますからね。ちなみに、ボートのこぎ方マニュアルじゃなくって、あくまで地図です。ここが重要。

    さて、今はブロードバンド時代ですから、本もさることなから、動画による解説も、なかなかいいんじゃないかと思います。

    まずは scicoslab入門(操作方法から、活用方法まで)の動画シリーズを作りたいと思っているのですが、うーんなかなか難しい。

    質の悪い動画なら出来るのですが、ちゃんとした動画を作ろうと思うと難しいですね。

    お金をだしていいツール買えばいいんですけど、趣味でやってる事に大金つぎ込むわけにもいきません。プロジェクト ビタイチでいきたいんです。(=びた一文 払うもんか!)

    それっぽいフリーウェアがいっぱいあって、1つ1つ試してはいるのですが、どれもイマイチ。うーん・・・

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