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自動車業界では、MATLAB/Simulinkをベースとしたモデルベース開発が有望視されています。
なぜかと言うと、適用方法によってはそれなりに工数削減や品質向上が出来ると言う事が実証されてきたからです。
一方ではモデルベース開発によって逆に工数が増加してしまうケースもあり、まだまだ課題が山積みです。
これは、ユーザー様にとっては課題が山積みと言えますが、私にとっては仕事のネタが山積みとも言えます。
このブログでは、そういったモデルベース開発に関わっていく中で思った事について書いていきます。
更新日は月曜日+気が向いた日です。連絡先: yositake@smooth-works.net

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    7月
    19

    HILSとは、検査装置に使われる概念です。

    検査対象となるECUが、たとえばエンジンを制御していたとします。このエンジンを、簡単に用意できるのであればOKです。

    ところが、なかなかそうもいかない。じゃあ、エンジン「モドキ」でも用意しようか?その「モドキ」は、HILSという装置に「エンジンモデル」を入れれば作れるんじゃない?

    これがHILSです。HILSは、中にSimulinkモデルを入れて「リアルタイムに」動作させられます。だから、エンジンモデルをいれれば、本物のエンジンっぽく動いてくれます。ECUの検査目的であれば、これでもOKです。

    さて・・・このHILSですが一時期の流行が過ぎて、どうにも振るいません。色々と理由はあるのですが、やっぱり運用が大変というのが大きいように思います。

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    7月
    5

    OpenPLATEの大口注文

    Posted In: モデルベース開発 by yositake

    ありがたいことに、OpenPLATEの引き合いをいただきました。結構な大口で、ほぼ本決まりとの事。どうやら、AUTOSARがらみのようです。

    AUTOSARでは、比較的小さな「Software Component」と呼ばれる部品を組み合わせて、全体のシステムを作ろうとします。

    システムを設計するのに、次のようなことを決定していきます。

    • どんなSoftware Componentが存在するか?
    • それらは、どのように接続されるか?(データ型、通信方法)
    • それらは、どのように振る舞うか?(ビヘイビア)

    ここで、Software Componentのビヘイビアを定義するのに、Simulinkモデルを使うという手法をとる場合があります。その際、いきなりSoftware Component単位でバラバラにしてしまうと全体の動きがつかめないため、はじめは1つのモデルに、すべてのSoftware Component(に該当するモデル)を載せて動作確認を行う場合があります。

    さて、動作確認をとるのはいいのですが、やはりSimulinkだと見にくい。GUIDEでGUIを作ってもいいのですが、なんというかこう、プロっぽい画面に出来ない。というわけで、お客様にお見せできるクオリティのGUIを作るために、OpenPLATEをご採用いただきました。メーカーへのセールスに活用に似たストーリーでお使いいただくようです。