OpenPLATEの大口注文

ありがたいことに、OpenPLATEの引き合いをいただきました。結構な大口で、ほぼ本決まりとの事。どうやら、AUTOSARがらみのようです。

AUTOSARでは、比較的小さな「Software Component」と呼ばれる部品を組み合わせて、全体のシステムを作ろうとします。

システムを設計するのに、次のようなことを決定していきます。

  • どんなSoftware Componentが存在するか?
  • それらは、どのように接続されるか?(データ型、通信方法)
  • それらは、どのように振る舞うか?(ビヘイビア)

ここで、Software Componentのビヘイビアを定義するのに、Simulinkモデルを使うという手法をとる場合があります。その際、いきなりSoftware Component単位でバラバラにしてしまうと全体の動きがつかめないため、はじめは1つのモデルに、すべてのSoftware Component(に該当するモデル)を載せて動作確認を行う場合があります。

さて、動作確認をとるのはいいのですが、やはりSimulinkだと見にくい。GUIDEでGUIを作ってもいいのですが、なんというかこう、プロっぽい画面に出来ない。というわけで、お客様にお見せできるクオリティのGUIを作るために、OpenPLATEをご採用いただきました。メーカーへのセールスに活用に似たストーリーでお使いいただくようです。